2020年9月16日水曜日

FlutterによるiOS/Androidアプリ開発が良い理由

最近使用頻度の高いAndroid/iOS 両対応フレームワーク Flutter

数本アプリ開発を通じて少し知見も貯まったと思うので、思うところを記載します。


結論から言うと

そのアプリに必要なライブラリがあることが予め確認(重要)できるのなら、導入ゴーで良いと思う。

フレームワーク自体の開発速度も早いし、バージョン管理ツールも出た。いまアツい。

個人的には今年ARライブラリのWikitudeが対応したことで、さらに幅が広がりそう。


箇条書きで理由を述べます

    

    Google開発・オープンソースなのでなんとなく安心感がある。

フレームワーク自体の開発ペースが早い。そのため複数バージョンを使用したりする機会も多い。以前は複数インストールして手動でパスを変えるという方法しかなかったが、バージョン管理ツールfvmが出てからだいぶ楽になった。

    ネイティブコードで動作する。

アプリの動作・UIの部分だけ両対応することに集中した設計。細かい設定はXcodeやAndroidManifestを直接いじることになるが、正直その方が楽。両OSのバージョンアップや仕様変更にも対応しやすい。したがってバグも少ない。(Titaniumなどはbuild時にXcodeのプロジェクト自体を作り直していたので、いろいろ大変だった。。。)

    ホットリロード機能がすごい。

動作中に少しコードを変更し、Rキーを押すだけで、リロードされる。再コンパイルが必要なしで、HTMLのような感覚でデザインを作れる。開発速度がとてもあがる。


    アプリをDartで開発できる。

Javascriptのゆるさとオブジェクト志向言語のかっちり感を程よく組み込んだ良い言語だと思う。個人的には ” ) ” が多くなりすぎるので視認性はどうかな、とは思う。一部わかりづらい書き方があるがそれは慣れ。

嫌なコードの例

            Container(
              padding: EdgeInsets.only(left:100,right:100),
              child:rows,
              alignment: Alignment(0,0), 
            )
          ]), //この辺の括弧が多い。。。
        ),
      ] 
    );

    ライブラリ充実度がかなり上がってきた

2019年初頭くらいには、videoのプレイヤーやXMLのパースなどライブラリによってはまだまだ足りないところがあった印象だけど、ここにきて通常の使用には困らなくなった印象。このあたりは今後dartがどれくらい伸びるかにかかっている。。。





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