2013年4月4日木曜日

秋元康さんの「無報酬」発言に考える


「無報酬でポスターやキャッチコピーを作ってもらう」クールジャパン推進会議、秋元康の発言に非難轟々

秋元康氏のこの発言

「無報酬」という言葉が一人歩きして炎上してますが、いったいどういうつもりなんでしょうか。

これに対するクリエイターからの大きな反論がおこっていますが、それももっともです。

成果物に対して、報酬を払わない、といってるんですから。

そもそも、クリエイターは金銭だけで動くもんでもないし、モチベーションだけで動くもんでもない。

お金要求したら守銭奴と見られたり、モチベーションだけで動こうとしたら、人に利用されたり、なかなか大変な立場なのです。


ですが、この発言、個人的には秋元氏が本気で言ったとは思えません。

クリエイターの成果物のクオリティは金銭×スキル×モチベーションで決まると思ってます。

予算がないときは、モチベーションを如何に挙げてもらうかを、工夫すべきだし、

逆に言えば、予算が有るプロジェクトの場合

そこそこの金銭でクオリティが挙げられるなら、

むしろ楽だったりもするのです。

いろいろな物作りの現場にいる方なら、たぶん実感されているでしょう。

以前のこのような例もありますし、

大阪市天王寺区がデザイナーを「無報酬」で募集し批判殺到で中止に


要するに、これは秋元康氏の炎上マーケティングなのではと思う訳です。

結果的に言葉が一人歩きして、話題になっている。


仲間内でルールを決めて選挙をおこない、それをいかにも
皆に関係のある大きな関心ごとのように仕立て上げることも

アイドルを反省のため丸坊主にすることも、

「無報酬」っていってみたりすることも、

すべて話題づくり、と考えると合点がいきます。

うーん、、すごい手法だなあ。。。と。

素直に関心。

あまり露悪趣味になってもなんですが、見習うべきところは見習うべきなのかな。。。。





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