2013年4月24日水曜日

炎上事件から思う、クリエイターとIT技術の関係


連続起業家として有名な家入一真さんとデザイナーの
若野桂さんがもめているのがネット上で話題になっていますね。

「ホリエモンと家入一真トークイベントで燃料再投下、ロゴとか5000円でやってくれる人いるでしょ発言にデザイナー若野桂さん再びブチギレ」

事の真偽はわかりませんし、どちらの方も個人的にお会いしたことが無いのでわからないのですが、
(あ、でも家入さんの会社のシェアオフィスは借りていた。)
このロゴとか5000円でやってくれる人いるでしょ、的な発言はちとどうかなあ、と思う訳です。

その前に、家入さんが、「若野さんのファンだった」と発言している訳ですし、
どうもこの部分に矛盾が生じている、と感じるわけです。


ちなみに、IT業界人は、クリエイターへのレスペクトとか、わりとすぐ口に出していいますが、
こーうこと言うと、それがすべて、嘘みたいに聞こえちゃう。


IT技術はそもそも、クリエイターの裾野を広げ、享受する側へのメディアが広げるという
意味ですばらしくクリエイティブに対してしてポジティブな物です。

でも、その反面、デザイン、楽曲など、クリエイティブがどんどん無料に近づくという「現実」が有ります。


でも、IT 技術側もクリエイターも前者のポジティブな力を信じていきたいのです。

最初から安値買いたたきが目的、みたいな顔が見えたんじゃ、IT技術を信じたクリエイター達が馬鹿をみただけで、悲しいってことですよ。

ニコニコ動画もYOUTUBEもクリエイターへのレスペクトとそのコンテンツを広めることのためにやっている、という建前のはずで

少なくとも表向きはそういう姿勢でなくちゃいけないと思う。

ただでコンテンツ作ってくれてラッキーって、言い出したらこれはもう駄目、ダメダメのダメなのです。

すべてのクリエイターとファンのために、とかレコード会社や出版社の中間搾取がどうのこうの、とかいってるのが、全部すべてうそっぽくなっちゃう。

そもそも、どんな技術も功罪両面を持っているわけなのですから、

功の部分を信じていきたい物です。

そういう意味でちょっと悲しい事件でした.



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