AI音楽備忘録
現状AIモデルにての11作品。https://www.youtube.com/channel/UCX514JhcB-HsCYC4dBLMC1Q
当初は生成されたトラックサンプルをシーケンサ上で人力で選択し組み合わせていたのが、自動でミックス・フェードアウトまで作れるようになって、シーケンサを通さずに、コマンド一つで音楽が作成できるようにはなりました。
>
この例をみると、ドラムパターンはいい感じで繰り返されていますが、上物はどうも変化に乏しい。
しかし、コードや、音楽の大枠での構造(4、8小節のまとまりなど)をいうものを理解しているわけじゃないので、はじめと終わりなどの展開、コードに沿った音の重ね合わせ、などができるようになるのが次の課題になるでしょう。
何をもって音楽と呼ぶのだろう?
しかし、作っていくうちに音楽の定義という物を考えないと何がゴールかさっぱりわからない、ということに気がついたのです。
「何を音楽とするか」のいわゆるAIでいうところのフレーム問題(使い方が違う気はするけど)的な物にぶつかってしまったわけである。
なにが音楽なんて曖昧な物で、とどのつまり、いってしまえばただ雑音を録音しただけでも、音楽と言えてしまうわけですしね。
シュレーディンガーの作曲家
このプログラムの目標は音楽が永遠とアップロードされていて、それが人の手によるかどうなのかわからなくなることです。
自分が死んでもずっとアップロードされているので、周りからみたら生きてるか死んでるかわからない、みたいな形。
「リズム」と「上物」とに分かれた繰り返しの拍子を持つ物
に定義して進めてみることにしましょう。