2017年6月9日金曜日

NSynth - Googleが生み出した人工知能シンセ!!

以前の記事でも触れた

人工知能(Tensorflow Magenta)で作曲してみた

にも関わりますが、Googleのプロジェクト magentaに新しいプロジェクト

NSynthが発表されてました。



普通のシンセサイザーといえば、発振器とサンプリングされたwave波形を使って音を合成していくものでした。

こちらは、ニューラルネットワークを使って、大量のデータから特徴量を抽出して、サウンドを作っていくのが特徴。





そして「特徴量を抽出」する方法が、ディープラーニングの肝なのですが、今回のシンセは同じく昨年googleが昨年開発した音声入出力技術のWaveNetがベースになっています。

サンプリング型のシンセサイザーだと、音がある程度以上(3秒以上)伸びると、波形が不自然になっり、単調になったりしやすかったですが、今回はそのあたりの「間」や「息遣い」なども、ある程度表現してくれるようです。

しかし、これをどう使ったらいいかというのは、まだまだ??の世界。
magentaの自動作曲と組み合わせるともっと面白い効果を生み出せるかもしれません。

本来人の脳を模倣するために生まれたニューラルネットワーク、いつしか人の脳を飛び越して、人類が聞いたことのないような音を生み出していってほしいですね。





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