パスポート番号がなんと50万台。
外務大臣はのちの大平首相。
少なくともこれまでのあいだ50万人しか海外に行く機会がなかったということになる。 昭和46年のスミソニアン協定以前はドル円レートは、360円だったのだけど、実際にドルの入手には闇両替を使わなければならず400円程度だったとか。
この方は、当時東京に多数支店を構える、明治時代創業の老舗チェーンの二代目オーナーで、かなりのお大尽だったようだ。
いまは、出かけようと思ったら、明日にでも世界のどこにでも行ける時代だけれど、このころは 大金持ちしか海外旅行ができなかった時代。
それも、ほんの1〜2世代前の話ですね。
シアトル、ポートランドから、アメリカに入り、 車をかりて西海岸を南へ向かってドライブしたのだとか、 ベトナム戦争真っ只中のアメリカ。 そのころの、日本人にとってはどんな旅行だったんでしょうね。 と想像してしまいます。
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