2014年11月27日木曜日

ミャンマーの今


[前回は]

2012年に来た時に比べるとインフラは多少ましになった感じですね。

前回はまだろうそくで灯りをともしてるところもあったし、停電、断水もひどかった。

ネットも写真一枚に数分かかるような状態でした。

[ネットインフラ]

ミャンマーで、インターネットが一般でも使えるようになったのはようやく、2010年から。

2014年からだいぶネット環境もましになったらしく、はやいときは、1.5MB/s出るときも。

とはいえ、まだまだFBをやるのもストレスがたまるような状況です。

あと、なぜかアメリカ系サービスfacebookやgmailなどへのアクセス速度が遅いような気がしますが、軍事政権時代にこれらを遮断してた影響がまだなんかあったりするんでしょうか。

[IT事情]

現在は自動車・繊維、の段階で、アプリ開発などはまだまだ厳しそう。

ネットインフラと学校、まずはこれが整ってからですね。

ITはその後、おそらく2016年くらいかな。という印象です。

[投資熱の異常な高まり。]

ただし、そんな状態なのに、投資熱が高まりすぎて、不動産屋、物価が上がりすぎているのは、よくない傾向かと。

何かやろうにしても家賃が高い。

1LDKで10~15万円、20,30万円の物件も珍しくない。

東京並かひょっとしたらそれ以上。

まともなホテルは60$ 程度から。

それ以下だと、トイレ、シャワー共同だったり。

(バンコクで60$だせば立派なところに泊まれるのに。。。。)


[経済]

証券取引所開設予定は2015年。

しかし現状のミャンマーは、投資家のジム・ロジャースだの、googleのエリック・シュミットがミャンマーミャンマー言ってたせいで、ちょっと白熱し過ぎな感があります。

これ一気に冷めてベトナムみたいなことになるんじゃないかしらと。。。。

[政治]

ミャンマーといえば、アウンサンスーチーさんですが、実際のところミャンマーを引っ張っているのは、現在の大統領ティン・セイン。

今のミャンマーは軍事政権ではないと言っても、ティン・セインは軍隊出身、ミャンマーが微妙に軍政のイメージが残っているのはそのせいです。

スーチーさんのNLDとは上手に歩み寄っている感じで



さて、この後はどうなるのでしょうかね。

ネットの時代になる前に発展がスタートしたサイゴンやバンコクと違って、

とにかく開放した途端に一気に物や、人が流れ込んできたのが、ヤンゴン。

おそらく、あと数年の間に、世界でも例を見ない急激な変化が待っていると思います。

どういう変化が待っているのか楽しみですね。

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