2014年3月3日月曜日

未来のDJシステム?

モーションキャプチャツールのLeap MotionをつかってDJエフェクタを作ってみました。

Leap Motionとは、指や腕のジェスチャを認識してくれるガジェットで
次期Androidに搭載されるかもなんて噂が出ているアイテムです。

C、JAVA,Javascriptなど汎用言語でコントロールすることが出来るので、
アイディア次第でかなりいろいろなことが出来るのが魅力です。

今回はLeap Motionからのキャプチャ情報をJavascriptでコントロールしながら、
Web Audio APIというものを使ってサウンドをコントロールしています。

右へ行くと、低い音がカットされ(ハイパス)、左へ行くと高い音がカットされて(ローパス)、
上へ行くと、ディレイがかかります。

これ自体は、ブラウザ上で動くアプリケーションなので、
インターネット回線が有る環境であれば、どこでも出来るのですよね。

未来のDJはこんな風にクラウド化されちゃうのでしょうか。
Spotifyとかの音源と組み合わせれば、もう音源をもっていく必要も無い、みたいな。

(画面デザインは 藍 圭介氏。元曲ミックスはSiZK氏)

2014年3月2日日曜日

muty体験レッスンレポート

mutyの体験レッスンレポートが、ガジェット通信に掲載されています。

mutyのオンラインミュージックトレーニングを実際に体験した様子が記事になっています。

ネットを使ってピアノレッスンに挑戦 オンライン音楽レッスンサービス「muty」体験レポート

忙しい社会人や、初心者の方でも音楽に触れるきっかけになってもらえるように
通学では出来ない学びの形を実現しました。

ただいまモニターキャンペーン実施中です。

「一日15分でライフスタイルを変えよう。」muty

ミュージックハッカソン


日本で初めて行われたミュージックハッカソンに参加してきました。

ハッカソンというのは、プログラマーや開発者が、あつまって24時間以内に
サービスやアプリを作って競うというイベント。

今回はミュージックしばりということで、
SpotifyやThe echonestなどのAPI
(それぞれのデータを自分のアプリで使ったりできる)を使ってサービスを作るという趣旨なのです。

先日はワーナーミュージックが、Shazamのデータを流用して、
新人発掘をおこなうなんてニュースがありましたが、
今はやりの「ビックデータ」も音楽にとってキーワードになってきましたね。

開発者としてみると、音楽はどんどんデータになり、それぞれを
マッシュアップできる自由な環境が次から次へと現れ、面白いのですが、
音楽家としてみると、血と汗の結晶の音楽がどんどんデータの一部として、
「消費」されていく世界の誕生に複雑な気分だったり。

僕自信はミュージシャンでもあり、プログラマでもあるから、
両者のあいだにまだ存在するギャップにすこしだけ不思議な気分になるのです。

これは僕が作ったAPIとのマッシュアップの例。


アーティスト名や曲データなどの「メタデータ」を
youtubeの音楽データに結びつけてます。

上の枠にアーティスト名を打ち込んでみてくださいね。

2014年3月1日土曜日

アノオト がスタートしました。

「あなたの日常と音楽を、すこしだけ近づける」
がテーマの「アノオト」というブログメディアがスタートしました。

クールなオーディオガジェット、
社会人の為の音楽レッスンや、
ちょっとした音楽まめ知識等、

気楽に読めて、あらたな気づきがある、
記事が続々掲載されてますので、
ぜひ見てみてくださいね。




究極のロングテール?口琴 アプリ

世界で一番マニアックな音楽アプリを作ろう、
というコンセプトで制作された
「口琴」のシミュレーター

口琴って、わかりますでしょうか?
びよびよする棒とか木を口の前ではじいて、
それを口の中で響かせる楽器で、竹や鉄などの原始的なものがあれば、成立する楽器なので、どんなに文化が進んでいない、資源が足りない場所でも
人は楽器や音楽を作り出す、ということの一つの例でもあるのです。

(竹や鉄すら無いイヌイット地域ではもっと
原始的な楽器があったりするのですが、今日は割愛します。)

このアプリ有料だけど、なぜかいまだにフィンランドでのDLが一番多い。

アプリの解説ページが有ったり、


実際に演奏して、サウンドクラウドにあげてくれたりもしている。

どんなものにもマニアックなファンがいるものだなあ、と思う訳です。
これぞ、究極のロングテール!とかおもってみたりして。

アプリダウンロードはこちらから。




2013年11月2日土曜日

どうなるJASRAC。そしてその先の話。

JASRACの公取審決取り消し 東京高裁「参入妨害」


これはなにげに大きな話、だったりね。 

「なぜ独占契約になるの?」

簡単に言うとテレビやラジオ局は、 個別に楽曲の使用された数を調査しないで、自分たちの収入に比例して、 たぶんこれくらいは音楽で稼いだ分、と一括でjasracにお金を渡しているのです。 

しかしこのやりかただと、jsarac以外の会社と契約している楽曲を使うことが局からすると、余計に手間も費用もかかる訳で、 音楽を使う側からしたら、めんどくさいから、 多数派のjasracだけでいいや、となってしまうわけ。 

そうなると、必然的に独占契約的になってしまうのです。

「徴収はいいけど、分配は?」

そして「個別楽曲を調査しない」のだと徴収の方はまあいいとしても、 分配の方はどうしてるの?という疑問がでてくる。 

この辺いろいろグレーで、Jasrac よりきちんと著作者に分配されてないことを指摘している人も多い。

 個人的には手作業の時代ならいざ知らず、 TVもラジオも一発で余裕で楽曲のデータ化が出来る時代に (shazamとCDDBで自動化しちゃおうか、みたいな。なんならうちが作りますよ。(笑))

 この方法は時代遅れと既得権益的な部分と思う訳です。 

ちなみに僕もjasrac会員だけど、不勉強にしてこの分配の部分はよくしらなかったり。

「でも仮にJASRAC独占が崩れるとどうなる?」

 ただし、この件、一つ付け加えると、自由化されると 当然そこに競争が生まれる訳で、 そうなってくると、著作権使用料の買いたたき、値下げ合戦というのが発生するはず。

 著作者にとっての幸せがJasracの解体のその先にあるのかは正直わからない。

 著作権者達は絶対そこまで見た方がいい。 

Jasrac憎し、だけではダメじゃないかな、

という視点も重要ですね。



ちなみにこの本は勉強になるので、音楽家、音楽ビジネス志望者は全員読んどいた方がいいかも。


学ぶ、奏でる、つながるmuty

こんなサービス始めました。

 全く新しい音楽レッスンサービスmuty
 

独自開発のアプリケーションを組み合わせ、オンラインでの音楽レッスンを可能にすることにより、今まで時間がなく、機会がなかった、方々に音楽へのとっかかりになってもらう、音楽への裾野を広げるためのサービスです。

いままで数ヶ月クローズド展開していたのですが、ひたすら実際にレッスンを重ね、システムや、オペレーション面でのブラッシュアップとのウハウ蓄積を行い、このたび公開となりました。 

マンツーマンでのオンライン音楽レッスン、まだまだ我々は先行者ですが、5年後には必ず主流になると思ってます。

 音楽の裾野を広げることに貢献できるサービスと思っています。

 よかったらイイネしてくださいね。
http://www.facebook.com/mutymusic
https://twitter.com/muty_v

「muty」(ミューティー)サーヒ゛ス開始の お知らせ