この公園は何かがおかしい、、、、
すぐにピンとくる。
そこらじゅうに虚ろな目をした男女たち。
明らかにジャンキーの溜まり場だ!
(あの緑の服を着た男が売人さ)
通りすがりの白人の若者が耳打ちしてくれる。
見ると、緑の服を着た、背の高い男が何やらジャンキー達に売りつけているではないか!
。。。とは言っても売っているのはwifiカード
まだまだ家庭にネットがなく、3gやLTEの携帯ネット接続もまだない。
この国では、ネットはホテルや公園の公衆wifiを使って繋ぐしかない。
接続に必要なカードは国営企業が販売しているものの、国営ならではとにかく遅くていつも長蛇の列、かと思えば午後には売り切れ、がざら。
そのため正規に買えばなら一枚二ドル(1時間)のカードを三ドル払って売人から買うのである。
ちなみにWifiスポットはすぐわかる。
街を歩いていて、そこら中に携帯やノートパソコンを開いたwifiジャンキーたちがいたらその場所がwifiスポットだ。
(ちなみに詳しい場所はETECSAのサイトにあります。)
観光客も市民も、一緒くたになって、公園のあちこちで、wifiを使っている。
虚ろな目をしてセルフィーなどアップロードしてれば間違いなくwifiジャンキーだ。
ちなみにキューバでgoogleが解禁になったのはつい去年からのこと、アメリカからの経済制裁によってネットインフラを整える機材は不足し、世界で最もネット事情が遅れた地域の一つだ。
家庭にインターネットはほとんどなく、市民も公園やホテルに出かけて行って、使っている。
なにせネットを自宅に引くには、月1万円以上するので、キューバの庶民には手が届かない。
アメリカの経済封鎖が解ければ、きっと、この環境も、数年以内に整備されるだろう。(しかしトランプ政権になってちょっと先行きが不透明になってきた)
もちろん、インターネットビジネスもまだまだこれから、インターネット最後のフロンティアにキューバンドリームは起こるだろうか。
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