もともと音楽の起こるきっかけには三つの要素が有った。
それは
「農耕」、「宗教」、「舞踏」
それぞれ、農作業を行うときのかけ声、宗教儀式のための音楽、踊るための音楽
ということ。
これが人類が音楽を必要になった最初の理由。
「観賞用の音楽」、「芸術のための音楽」という概念が出るのはずっとずっと後のこと、16世紀以降になってから。
さらに、19世紀に「BGM」という概念が発生し、音楽は映画やTVなどより幅広い物になった。
(作曲家エリック・サティが元祖と言われる)
現代のアイドル産業もある種のBGMと言えるかも。
自分たちの応援するアイドルと結びついてその場をより盛り上げてくれる物としてね。
さらに、20世紀になってより一般的に登場したのが、「教育」という意味での音楽。
もともと「古代、音楽は数学だった?」で書いたけど、音楽は理系学問だった、
それが、近代ではさらに、教養や情操教育という方面で、重要視される物となった。
また、つい最近では「音楽療法」が登場、心理、医療の方面にも、その役割を持つようになる。
こうして見ると、なかなか音楽の広がりはおもしろいですね。
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